[テーマ] : かみおおおかのこども
[インスピレーション・ルーツ] : 上大岡駅には奈良美智さんの作品である子供がブランコに乗っている像がぶら下がっています。それが昔怖くて。睨みつけるような目と何を考えているのかわからない表情、2頭身。可愛いのにどこか不気味。でもそういうものって一番印象的で魅力的に映るよなあと思いました。ゾクゾクするけど幼くて可愛い。そんな作品を作りました。
[カットへのこだわり] : 怒りを表すように、したからじわじわ大人への反抗心が湧いているように、軽い質感にし自由自在に舞うようにしました。
[カラーへのこだわり] : 幼さを表すためにあえて黒のままにしました。こどもが何色にしても良い時代になってほしい。
[スタイリングへのこだわり] : 反抗心を表すために、髪が怒りで立っているようにスタイリングしました。少しナチュラルさを残すことでこどもの可愛さも表しています。粘土をヘアピースとして使うことで、昔から怖かった粘土アニメと関連づけ、トラウマを演出しました。
[作品にかける想い] : 社会人になって、大人になりたくないなあって思いました。でも年齢的には大人だし子供から見たら私は大人。でも社会人だからってなんでも言うこと聞くのは嫌だ。やりたかったもの、作りたかったものを作りたい。選ばれるためではなくて、生きていたことを残すために作る。
私にできることを盛り込みました。シュールでよくわからないもの、削るような筆圧の絵、反抗心。
作ってみたかっただけなんです。