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Before

ASIAM:谷米淑次郎

[作品Aテーマ] :bisque doll「静」

[作品Aインスピレーション・ルーツ] :撮影用のライト(デドライト等)に頼らず、先ずメイクをきちっとする事を考えました。陶器のような肌作り、穏やかに箱の中で眠っているビスクドールからの「静」を表現したかったです。

[作品Aカットへのこだわり] :モデルの髪がショートヘアでしたのでWIGを使用しました。一つ一つカールを施した付け毛のパーツを貼り合わせて「質感」「シルエット」を意識し、創り上げていく楽しさをこだわりました。

[作品Aカラーへのこだわり] :メイクに重点を置く事を意識して衣装ヘアは、モノトーンで行こうと決めました。

[作品Aスタイリングへのこだわり] :衣装のボリュームに合わせて小さな毛束を少しづつ足していきながらシルエットとバランスを見ながら創り上げました。

[作品Aにかける想い] :ビスクドールのアンティークさの表現と、現代的なヘアメイクを合体させ、物言わないドールに、魂と心を吹き込む事で
箱の中に終われたままの、人の目に触れることのない寂しさ、哀しさを感じてもらえる作品を心がけ創り上げました。

 

[作品Bテーマ] :Dance「動」

[作品Bインスピレーション・ルーツ] :現在の時代背景を病み踊り出したい気持ちを表現に製作しました。

[作品Bカットへのこだわり] :WIGを逆さに被り毛先の遊びを調節しながら少しづつレザーで削ぎ落としていきました。

[作品Bカラーへのこだわり] :赤毛を使う事で躍動感、じっとしていられない気持ちを表現しました。

[作品Bスタイリングへのこだわり] :躍動する毛先と可愛くなりすぎないシルエット創りを心掛けました。

[作品Bにかける想い] :実は、一度スタイリングをきちっと作り上げてから
モデルさんに協力してもらい、壊す事で病んで髪を掻き乱し、首をあちこちに振ってもらい、出来上がった作品です。自分とモデルさんとの作品に対する想いを合作で創り上げました。